NPO(特定非営利活動)法人 相続アドバイザー協議会

 



時代が求める新たなプロ
相続アドバイザー


¥1,890(税込)
相続アドバイザー協議会(著)
出版:週刊住宅新聞社


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2007年07月26日

12期SA養成講座受講者の感想と講座内容

第12期相続アドバイザー養成講座を終えた受講者の声です。

○真壁喜一郎さん (土地家屋調査士) の感想です。

講師の先生方、12期生の皆様、4ヶ月間ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
私は、普段、土地家屋調査士として相続に係わる土地の測量や建物の登記をさせて頂いておりますが、その測量・登記が、相続においてどんな要素として構成されているのかを、あまり知りませんでした。

20回の講座は、多彩な内容で全てを理解出来たとは到底言えませんが、それぞれの専門分野の先生から机上の理論だけではなく、体験談を交えて具体的な実務についてお話していただき、おぼろげながら相続の全体像を把握することが出来ました。
相続における自分の業務の位置を知って、少なからず、自分の本業の付加価値付けになったと思います。
また、営利追求が全てではなく、心を最優先して人のために働くという理念が、全ての講義の根本にあり、相続に係わる者の基本的なあり方も教えていただきました。

まだまだ、「相続のプロ」への道のりは長そうですが、知識・経験を増やしていくとともに、相続アドバイザー協議会の皆様とのネットワークを作り、一歩一歩、進んでいきたいと思っております。
今後とも、よろしくお願い致します。


○永野英吉さん (㈱東上不動産) の感想です。 

本年4月4日から7月25日の最終講座まで20回の講義を受けました。
まず、第一講座の野口先生の講義をお聞きして即、受講を決めました。

野口先生のまっすぐな人生論に敬服しました。自社でオーナー講演会を開きました。
人生の中でもっとも大事な場面である相続、次世代への架け橋はそのご家族のためにご一家の幸福を心から考えるところにあることを知りました。
時代の流れにより、対策も大きくかわってきているのを痛切に感じました。

そのあとは、一回一回、高田馬場まで足を運ぶのが、楽しみになりました。
相続理念に続き、★実践場面の各講師のご自分の体験にもとづく戦略論、具体例は日本全国から聴講生が集まっている意味が、わかる実践論中心の講義でした。

受講中に自社で開いたアパートオーナー様向けのホテルでの野口先生の講演会は大好評でした。
この後も長いお付き合いをさせていただき自分の会社に役立てお客様に喜んでもらいたいと思います。
受講料が安く感じました。


○松本 淳 さん(㈱ハートアセットコンサルタンツ)の感想です

皆さんこんにちは。また12期生の皆様、4ヶ月間の長丁場、お互いにお疲れ様でした。
私が所属する、㈱ハートアセットコンサルタンツはご存知の方もいらっしやると思いますが、親会社に㈱ハート財産パートナーズ(通称:HAP)という不動産コンサルティング専門の会社がございまして、私はHAPとしての活動もしております。

不動産コンサルティングのプロを自任(?)して相続案件のご相談も受け付けている身でありながら、本講座を受講していないことにバツの悪さを感じておりました。
理事長の芳賀先生より、第12期のカリキュラムと日程表をいただきみましたところ、今回の水曜日なら何とかなるかもしれないと思い、思い切って受講の申込みをいたしました。

初回の野口先生の「相続の基本と仕組み」をお聴きして、知識の深さは当然ですが、相続人の気持ち・想いを重んじる姿勢が一番大切である事を訴えていらしたお姿に崇高なものを感じ取ったのは私だけではなかったように思いました。無料体験講座だけで終わらせるつもりだった方々も迷わず本講座の申込みをされたのではないでしょうか。

次に感じたことは講師陣の層の厚さです。これだけの方々をよく講師として迎えることができたなと正直感じました。法務編を担当された弁護士先生・司法書士先生・土地家屋調査士の先生・公証人の先生をはじめ税務編を担当された各税理士先生も貴協会の理念に深い共感を抱いて講義されているのをひしひしと感じ、「相続のアドバイスに答えはないんだ。お手伝いさせていただく我々がどれだけ誠実にお客様に向き合いお客様の本音に気づいてさしあげられるかが最も重要なんだ、それとこれからの時代は一人の人間が一から十までこなすのではなく、信用できる仲間とネットワークで仕事をする時代になったんだな」としみじみ思いました。

また、不動産実務編を担当された実務家の先生方は数々の修羅場を潜ってこられた百戦錬磨ばかりで、現場実務で出くわした事例を挙げ、どのように解決したかもしくは失敗に終わったのかを当時のご自分の心境も交えながら赤裸々に語ってくださり貴重な疑似体験をさせていただきました。

恥ずかしい話しですが、学生時代を含めてこんなに身を入れて勉強したことがなく、当の本人がびっくりする位でした。決して安くはない受講料(ウソです。ごめんなさい)を自腹で支払ったのですから当たり前かもしれませんが、支払った数十倍の価値を感じる程の素晴らしい講座でした。

ここで謝らねばならないことがあります。
以前、理事の内藤先生に「通信講座も開講されたらどうですか?遠方の方や多忙な方も心待ちにしているのでは?」と申し上げたことがございましたが、
講師の熱意や受講生の熱気を生で感じるこのスタイルこそが講座の生命線であることに受講するまでは気づかなかったのです。この言を撤回させてください。
 
今後の課題になろうかと思いますが、修了生が現場実務で自信を持って対応できるように、不動産実務編の様な講座をもっと頻繁に数多く開講していただければと大変嬉しいです。きっと皆さんも心待ちにしていると思いますよ。
誰々先生が特に良かったという個人的な講評は避けますが、芳賀理事長をはじめ、協議会の各理事、各評議員、事務局の方々、そして苦楽をともにした12期生の皆様本当にありがとうございました。


○春名 豪 さん (㈱小野コーポレーション)の感想です。

今まで、私は相続と聞くとまず逃げる。苦手。よく分からない。
なんとか関わらずにすむならと、逃げ回っておりました。

ところが、もう安心です。「相続アドバイザー養成講座・全20講座」
を受講させていただき、私が得た最大のものはこの安心感です。

NPO法人相続アドバイザー協議会の役員の方、
講座担当の先生方。相続にに対する情熱はすごいです。
そんな先生方から応援していただける。もはや私は孤独ではない。
こんな安心感をわずか4ヶ月の受講で手に入れることが出来たのです。

私は、賃貸マンションの管理業務を担当しております。
オーナー様とのお付き合いは長く深いものがありながら、
相続に関し何の助言も出来ず恥ずかしい思いをしてまいりました。
でも、もう大丈夫、早速、名刺には誇らかに「NPO法人
相続アドバイザー協議会認定会員」と刷り込ませていただき、
ニコニコしながらオーナー様に協議会のこと説明しております。

全くの門外漢であった私にも、ひょっとすると、相続の相談が
あるかもしれませんね。そのときは、皆さんに電話かけまくりますので、
よろしくおねがいします。

一緒に勉強させていただいた12期生の皆様がこれまた多士済々。
皆さん異口同音に何かあったら応援するからねと頼もしい言葉
たくさん頂戴しました。
 
おかげさまで何の心配もなく気軽に楽しく
受講させていただくことが出来ました。
皆様に心からお礼・感謝です。ありがとうございました。


○松本摩耶 さん (生涯教育研究所)の感想です。

私は現在は相続とは関わりのない仕事に就いています。
相続アドバイザーのセミナーに興味を持ったきっかけは
私が専門でもないのに、相続に関する相談を受けたことが何度かあったからです。
セミナー受講後の今ならすぐに答えてあげられる些細な悩みだったのですが。

"専門家に相談した方が…"と薦めてみましたが、"専門家ってどこ??"…。
判らないなりに力になりたいとインターネット等で検索するうち相続アドバイザー協議会の存在を知りました。
今まで相続なんて一部の資産家の贅沢な悩みと思っていたのですが、誰にも相談できずに悩んでいる人が沢山いることに気付き、セミナーに参加した次第です。

20回のセミナーで講義内容は多岐にわたりました。
初めはあまりの幅の広さに圧倒されましたが、
どの講義も専門家への橋渡しとなるべく相続アドバイザーには必須のもので、あっという間の20講座でした。
最も感動したのは講師の先生方、理事会の先生方の相続アドバイザー=ビジネスだけじゃなく"人の心もサポートする"という云うスタンスです。

相続は"人の死"が係わるもの、気にはなっていても発生するまでは触れずに過ごしてしまいがちですが、今後相続アドバイザーの認知度が高まり、
気軽に相談できる場所があればトラブルを未然に防ぐ予防策をたてる人も増えていくと思います。

まだまだ相続アドバイザーへの道は長そうですが、出来ることから少しずつ携わっていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。


○文田 善博 さん(アリコジャパン)の感想です。 

4ヶ月間ありがとうございました。まとまりのない文章になってしまいましたが、思いつくまま正直に感想を述べさせていただきます(言葉足らずをお許しください)。

①講座の内容が、机上の話ではなく、全て実務経験に基づいた現場の話なので、臨場感が
 あり、すぐに仕事上、面談時の話題提供に使える内容が多く、非常に参考になった。
(実際に、お客様との話の中で講座で学んだことを情報提供した時、「そうなんだ」「知らなかった」等、興味を持っていただいた方が何人かいらっしゃった。本業は生命保険の営業であるが、保険以外で話題提供ができることは、今後も大いにプラスになると思う。)

②受講者のメンバーが様々な業種に携わっており、同業種が集まるセミナーとは全く違う
 感じがした。
(自分の本業で他のメンバーの方々のお仕事に貢献できそうな気がして、言い方は悪いか
 も知れないが、努力次第で自分の本業の新たなチャネルが作れそうな気がしている)

③理事長はじめ、運営な当たっている役員・事務担当の皆さんが、非常に心のやさしい人 
 ばかりで、皆それぞれの道の第一人者であるにもかかわらず、決して偉ぶることなく、
 いつも親切に対応していただけた。

 以上の理由により、毎回参加するのが楽しみで(受講料を無駄にしないためにも)、無事皆勤することできました。また、タイムリーな内容ばかりで、税制等講座の内容によっては、制度改正の都度毎年受講していかないと時代遅れになってしまうという、常に情報をリフレッシュして行かなければ、せっかくのスキルも陳腐化してしまうという恐怖(?)も感じ、生涯勉強して行かなければならないと、改めて実感しています。
 自分自身の今後のために、素晴らしい機会を与えていただいた皆様に感謝すると共に、少しでもお客様のお役に立てる自分自身に成長できるよう、これからも頑張って参ります。

 今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

【追伸】
 今の第一の夢は、講座の中の事例で、自分が携わった案件が発表されることです。
 そして将来、自分が講師となって、自信をもって話ができるようになりたいです。
 そのためにも、このネットワークを大事にし、自分から積極的に協議会に携わって行きたいと思っています。


※全期受講者56名の内、16講座以上受講の方(認定会員資格取得者)が、52名でした。(内皆勤24名)
ありがとうございます。

☆第20講座を終了後受講者の皆様で撮った記念写真です。

syuugou.JPG


各講座内容

4/4(水) 第1講座 基礎編
講師:野口賢次
相続の基本と仕組み


4/11(水) 第2講座 法務編
講師:田中康雅
相続人の確定と戸籍、登記簿の読み方

4/18(水) 第3講座 税務編
講師:和田政彦
財産評価基本通達による不動産評価


4/25(水) 第4講座 税務編
講師:佐藤健一
相続税の計算方法


5/9(水) 第5講座 法務編
講師:麻生興太郎
遺言公正証書作成について


5/16(水) 第6講座 不動産実務編
講師:内藤雄
借金と相続対策


5/19(土)
第7講座 税務編
講師:飯塚美幸
心の通う生前贈与と相続対策

第8講座 税務編
講師:笹島修平
不動産譲渡を中心にした税務対応策とその注意点

5/23(水) 第9講座 税務編
講師:染宮勝己
相続のための生命保険活用法


5/30(水) 第10講座 法務編
講師:江口正夫
争続にならないための法律知識


6/6(水) 第11講座 不動産実務編
講師:中條 尚
不動産業と相続

6/13(水) 第12講座 不動産実務編
講師:平井利明
都市農家(地主)と相


6/16(土)
第13講座 不動産実務編
講師:斎藤紀明
物納戦略と納税資金の調達

第14講座 不動産実務編
講師:芳賀則人
鑑定評価による適正な時価評価とは

6/20(水) 第15講座 法務編
講師:髙橋一雄
相続と測量

6/27(水) 第16講座 不動産実務編
レッツ資産相談室
Let'sのコンサルティング事例から


7/4(水) 第17講座 不動産実務編
講師:福田郁雄
相続アドバイザーのマネジメント


7/11(水) 第18講座 法務編
講師:西川博章
老人を守る介護保険・後見


7/18(水) 第19講座 税務編
講師:奥原章男
相続現場でお客様の信頼を得るには


7/25(水) 第20講座 不動産実務編
講師:林 弘明
遺産争続の予防と決着

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SA養成第20講座

7月25日相続アドバイザー養成講座の第20講座が行なわれました。

題目は「資産家のための遺産分割争いの予防と強制結着」
講師はハート財産パートナーズ 代表取締役 林 弘明氏です。


冒頭 司会者から
「今日は2時間休憩なし(通常は一時間で10分休)で講座をおこないます」
と言われました。
終わってみればあっという間の2時間で休憩が不要だということがよく解りました。

遺産争続のルーツの話がありました。(林 説)

そもそも遺産分割争いは戦前はありませんでした。
戦前は家督相続でしたので、長男がすべて相続するため、相続争いの余地がなかったからです。
戦後マッカーサーが日本に来て、一番変えたかったのが日本の大家族制度だったようです。

自爆テロのニュースを見ると、「なんて恐ろしいことだ」と思うでしょうが、戦前の日本は神風特攻隊、人間魚雷等々、自爆テロを行っていたのです。
他国から見れば恐ろしいことだったのです。

その原因をマッカーサーは大家族主義に見つけたのです。
家を長男が守り、二男、三男は長男に託し、戦争へ行ける。
死をも厭わなくなる。
二男、三男にも持つものを持たせれば、特攻なんか出来なくなる。
そうすれば、日本の精神的な強さを崩すことが出来ると考えたのです。

その対策の一番が民法改正です。
家督相続をやめ均分相続にし、兄弟に平等に財産を受け継ぐ権利を与えたのです。
現在をみてみましょう。
マッカーサーの思惑通りになりました。
相続争いが頻繁に起こり、家族の団結力は薄れ、
結果、国が弱くなっていきました。

ちなみにこの話の根拠はありません。この学説を唱えているのは、林 氏だけだそうです。
しかし、なるほどと頷ける「説」だと思いませんか!
高齢者の相談者にこの話をすると、妙に納得されるそうです。
コンサル話法として、利用できるのではないでしょうか。


たくさんの興味深い事例が聴けました。

○養子作戦
養子を入れて遺留分を減らす。

○定期借地権作戦
相続財産を1,000年定期借地権の底地にする。
底地を相続しても、地代収受権だけ。

○「遺産争族」の強制決着
相続分の譲渡をし
30年争っていた争続が3回で決着。

○限定承認 
相続後相続財産の収益は積極財産に含める。
固定資産税等の支出は相続人固有の財産から支払う。


内容が盛りだくさんの講座で、受講生の皆さんも「もっと」聴きたくなる講座だったでしょう。
SA養成講座の最終講座にふさわしい講座でした。

講座終了後、林氏も交え懇親会を行いました。
懇親会が終わり皆さんを見送っていると
20講座の主役は受講生の皆様だったことを新ためて感じました。

野口副理事長が最後に言われた言葉が印象的です。
「コンサルタントは一生勉強です。今日が相続アドバイザーとしてのスタートではないでしょうか」

素晴らしい皆さまに出会え感謝です。
これからも、会員として協議会の力になって頂ければ、こんなにありがたいことはありません。
20講座ご苦労さまでした。
ありがとうございます。


○ 水沼 修氏 (SA協議会理事 (有)リフレティ)の感想です。

今回が最終講座です。最後にふさわしく、数々の不動産コンサルティングを手がけている林先生のお話です。
相続アドバイザーとして、プロである以上、お金をもらわなければなりません。お客様はこちらの力量を観ています。最初の1~2時間は無料です。「ここから先は経費がかかります。」この一言がプロのあかしです。必ず後日、見積を提出し、契約書を交わしてから作業に入ります。

自信満々に話される林先生に、会場全体が圧倒されていたように思います。

遺産分割対策における考え方に、「相続の三種の神器」があります。  長男 ・ 親の面倒 ・ 家業継承
ポイント! 家族のコンセンサスづくり。意思統一が大切です。
戦前の日本は大家族主義でした。全てを長男(跡取)が相続します。田を分けるのは「たわけもの」現在の均分主義はマッカーサーの陰謀。と、いうのは・・・・・!。 話はすべて、林流です。
そして、「ここから先は経費がかかります。」

相続争の本質は兄弟げんかです。そこを理解すれば、知恵やアイデアが出てきて、大きなビジネスチャンスになります。林先生ならでは説得力と、豊富なアイデアに、ただただ聴き入るだけでした。

養成講座の20講座では相続の勉強は終わりません。
これからスタート。そして一生勉強。その気持ちがなければ引退です。

☆受講風景です。

hayasisn.JPG


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2007年07月19日

SA養成第19講座

7月18日相続アドバイザー養成講座の第19講座が行なわれました。

題目は「相続現場でお客様の信頼を得るには」
講師は税理士 奥原 章男氏です。


遺産分割の現場が目に浮かんでくるような講座でした。

奥原氏が一番伝えたかった事は、申告期限までの遺産分割。そして納税です。

農家相続の場合、資産の大半は土地です。
申告期限までに遺産分割が出来ないと、納税に苦しみます。
遺産分割が出来ないと、土地売却、土地を担保にした延納、土地の物納が困難になるからです。
そして納税が出来ないと年14.6%の延滞税がかかります。
納税金額5億円の場合、延滞税は年7千万円です。

遺産分割協議で親族が初めて集まるとき、奥原氏は申告期限までに遺産分割が出来ない場合の大変さを伝えるそうです。
相続人に何としても「申告期限までにまとめなければ」という気持ちを植え付けます。
相続人はなんとかまとめようと考えます。

逆に申告期限までにまとまらないと、次は期限がないので、エンドレスの争いになりかねません。
弁護士を頼み(弁護士費用を払い)争いが泥沼化します。


農家相続の納税に関して実務で役立つ話が聞けました。

まずは相続税の総額を早急に算出し、どこの土地を納税資金に充てるかを本家に決めてもらいます。
(49日をまってからなど悠長なことは言ってられません。納税期限までに土地を現金化するためには時間の余裕はありません)
そしてその納税用の土地をはずして、遺産分割の協議をします。
この話合いで得る財産は納税後の手取りの財産です。
納税は本家が責任をもって納税用の土地で納めます。
(実際はその土地は各相続人の納税金額の割合で共有にして、土地売却代金で納税します)

遺産分割をした財産から各々納税しようとすると手取りがいくらになるか心配になり、まとまりにくくなります。
また、相続税には相続人間の連帯納付義務がありますので、全ての相続人が納税を完了しなければ安心できません。


遺産分割から納税までのお話は興味深いものでした。
奥原節で「落語を聞いているようだ」という受講生の方の感想もありました。
有意義なお話ありがとうございます。


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2007年07月12日

SA養成第18講座

7月11日相続アドバイザー養成講座の第18講座が行なわれました。

題目は「老人を守る介護保険・後見」
講師は社会福祉士・行政書士 西川 博章氏です。

西川氏は介護の現場で”おむつ”の交換もされています。
現場がわかり、法律もわかる数少ないコンサルタントです。
そして、お客様の幸せを考え、体をはって仕事をしている方です。

そんな西川氏ならではの2時間のお話でした。
(受講生の「あっという間の2時間でした」という感想が講座の内容を物語っています)

虐待の話はショックでした。
虐待をする人の第一位は息子
第二位 息子の奥さん、第三位 妻、第四位 娘
虐待されている徴候
説明のつかない転倒、矛盾した表現、過度の恐怖心、床ずれや濡れたままの下着。
西川氏は市の虐待防止委員もされています。
西川氏が言われた虐待防止の一番の方法。
元気なうちから、
「ありがとう」とう言葉を口癖にする。
「ありがとう」の一言が介護者の気持ちを和ませます。


受講生を対象にした認知のテストが行われました
皆さん真剣に考えていました。自分に認知症の傾向があったら...........。
85歳以上の約1/3の方が認知症という現実があります。
自分が認知症になる可能性も高いわけです。
そして認知症の方の世話をする人の絶対数が不足します。
深刻な問題です。


「有料老人ホームの選び方」は興味深かったです。
○入所者と話をさせてくれなかったら、そのホームはさっさと断りましょう。
○おむつは「一日○○回替えます」ではなく、汚れた都度替える。
○認知症の方とそうでない方が同じフロアーかどうか。
○月額利用料に含まれないサービスの確認
○契約後3か月以内の退去時に一時金の返還は当たり前。
○等々。
老人ホーム選びはコンサルタントにとって大きな役割です。
老人ホームを見分ける目を養いたいものです。


後半は成年後見のお話でした。
西川氏自身も後見人をされています。
成年後見の現場での事例を交え興味深い話が聴けました。

後見人の現状は深刻です。
親族が後見人の場合、親族の使い込みが多いようです。
後見人が作成する収支報告書のつじつまが合わないと家庭裁判所から指摘・告発されます。
そんな場合家庭裁判所は第三者後見人をすすめるようです。
しかし第三者後見人の数は圧倒的に少ないのが現状です。
相続アドバイザーも成年後見に携わる、社会的要請があるのでしょう。


介護・後見の問題は相続発生前の亡くなる方ご本人の問題です。
相続コンサルからはずれてしまうこともあります。
しかし、この分野がしっかり出来なければ、相続コンサルタントとは言えないのではないでしょうか。

そんなことを強く考えさせられた講座でした。
ありがとうございます。


○水沼修 氏 (SA協議会理事 (有)リフレティー代表取締役)の感想です。

日本の平均寿命は 男性 78.64歳  女性 85.59歳
2025年 後期高齢人口(75歳以上) 2030万人
2050年 総人口 1億80万人 65歳以上 3人に1人

介護保険は認知調査による等級により、受けられる月額保険料が変わります。
85歳以上の方の3分の1が認知症高齢者です。将来において、全てをまかなうことは不可能です。

人間は、必ず老います。相続を考える上で、高齢者の気持ちを理解することが大切です。
100歳を超えた、金さん、銀さんの名言の中に、「テレビの出演料は老後のために貯金します」とあります。
人は、自分が老いることを、なかなかイメージできないようです。

重度の身体障害や痴呆症は、家族や介護者に精神的・経済的ストレスを与えます。介護を経験している西川先生による老人虐待の話は身につまされるものを感じました。介護はそれだけ、大変なものです。

虐待の多くは家族によるものです。相続で遺産分けをしていただけるのも家族。相続で争うのも家族。最後まで面倒を見るのも家族。そして虐待するのも家族です。

家族の絆が薄くなってゆく今日、感謝の気持ちが大切だと再確認いたしました。

投稿者 adv

2007年07月05日

SA養成第17講座

7月4日相続アドバイザー養成講座の第17講座が行なわれました。

題目は「相続アドバイザーのマネジメント」
講師は㈱福田財産コンサル 福田 郁雄氏です。

福田氏自身もこのSA養成講座を以前受講されています。

テキストの冒頭には相続アドバイザーのマネジメント(不動産コンサルタントの視点において)について
「ファシリテーション(税理士・建築士等々の専門家を問題解決に役立てるコーディネートをする力)によりお客様のお役に立てるのが相続アドバイザーではないでか」
と書かれていました。

お客様にストレスを感じさせず楽しんでもらう。
依頼者だけでなく、他の相続人にも満足してもらう。皆WIN・WINになるようにする。
商品を売るためのコンサルではなく、その事案にとって最適なアドバイスをし実行する。知恵熱が出るくらい考える。
お客様と問題を共有し創造的に問題を解決する。

SA協議会の理念と共通する部分が多くありました。


講座は事例中心で行われました。

不動産の有効活用の事例では
遺産分割jを考慮し、納税を考え、そして資産全体の収益性を上げる。
借入はリスクを考え、適度に利用する。
賃貸建物も必要以上に大きくしない。(必要な収益が得られればよい)
お客様の立場に立った、総合的なコンサルタントです。

相続対策で劇的に効果があがる手法として
中古収益不動産の購入を実例に基づき紹介されました。
購入価格 23,400万円
相続税評価額  7,870万円
評価減を適用後の相続税評価額 4,040万円
収入 1,430万円/年間
支出 140万円/年間
収益 1,290万円/年間

相続税最高税率50%が適用される人であれば相続税は約1億円の節税になります。
満室の状態ですので、購入直後から収益が得られます。
相続発生後の売却も考えられます。
いうまでもなく、購入する場合大切なのは不動産の目利きです。
売れない不動産をすすめてはいけません。

他にも興味深い話がたくさんありました。
不動産に精通している福田氏ならではのセミナーでした。
ありがとうございます。


PS  福田氏が”これしかない”と言われた問題解決手法です。
問題をたくさん出し、そしてまとめていく。(発散思考・収束思考)
気がつく限りの問題を最初に出してしまう。
そして何が大切かを認識してもらい、問題を収束しまとめていく。

投稿者 adv

2007年06月28日

SA養成第16講座

6月27日相続アドバイザー養成講座の第16講座が行なわれました。

題目は「Letsのコンサルティング事例から」
講師は三井不動産㈱ 石垣 雅裕氏です。

水沼 修氏(SA協議会評議員 リフレティ代表取締役)の感想です。

土地所有者の方の、不動産に関する相続対策の3つの基本
 1. 分けやすくしておいてあげること
 2. 納税しやすくしてあげること
 3. 相続税を圧縮

これらを考える上で必要なことは、全資産を全体的にトータルで考えること。一時相続後の二次相続、その後の生活と、長期的に考えること。そして、時代とともに税法等も変わることも視野にいれ、継続的な点検、見直しが必要であることです。

投資に対する三原則
 収益性 + 安全性 + 流動性 (+ 規模)
このバランスが大切です。 

不動産は、読んで字のごとく「不」動産です。一度対策する(建物を作る)と、その後の状況変更に対応しずらいです。最初から柔軟な発想で、資産の入れ替えを考え、結果的にバランスのよい組み合わせの資産にしておくことが肝心です。

分割、納税、節税は同じ方向には向きません。全て完璧な対策はありえません。その中でのバランス感覚。
豊富なシミュレーションデーターを下に、お客様が等価交換によるマンション建設を選択されるまでの流れを、丁寧に、ご説明いただきました。

投稿者 adv

2007年06月21日

SA養成第15講座

6月20日相続アドバイザー養成講座の第15講座が行なわれました。

題目は「相続と測量」
講師は土地家屋調査士 高橋 一雄氏です。


相続対策・相続手続をするうえで土地の測量は重要なポイントになります。
測量に時間がかかると、物納、土地の分割、売却、等々に支障が生じ、遺産分割、納税がスムーズにいかなくなるからです。
そして測量のポイントである境界の確定は、隣地所有者の承諾が必要です。

「境界が揉めると大変だ」ということを講座で一番伝えたかったようです。
測量業者に一番求められる能力は
「交渉力」 「話しを聞く能力」そして「スピード」と言われたのが印象的でした。
まさにコンサルタントと同じです。土地を測る能力ではないようです。

なぜ境界が揉めるのか。
①土地の高騰②境界標がない③不正確な図面を信じている④面積にこだわる⑤思い込み⑥隣接者との仲が悪い 等々です。

揉める事例を聞き、生前の測量の大切さが解りました。
相続発生後では、測量にかけられる時間に限りがあるからです。
特に、物納予定地は制度が改正されたため生前測量はかかせません。

測量業者に依頼するときの注意点です。

①測量目的を明示する(何のための測量なのか)
②業務範囲の明確化
③見積書の取得
④契約書を取り交わす
⑤定期的な報告、打ち合わせを行う
⑥現場の確認
⑦工程の管理
⑧納品書類の点検確認
⑨測量費の清算

⑥の現場確認は測量業者まかせでなく、アドバイザーも一緒に確認することが大事です。現場には様々な問題があるからです。問題意識、作業の流れを測量業者と共有するため⑤の定期的な打ち合わせ、⑦の工程を知っておくことが大切になります。

これらは測量業者を選定するときの判断材料にもなります。
測量は誰に頼むかが大きなポイントになるからです。

事例を交えた、もりだくさんの講座でした。
測量が相続対策・処理にとっていかに大切かが解ったと思います。

この講座で一番感じたこと
「信頼でき、全面的に任せられる測量業者を自分のネットワークにもつこと」

ありがとうございます。


☆水沼 修氏(SA協議会評議員)のコメントです。

法務局の登記簿謄本や公図は、自分の土地の面積や境界線を保証してくれるものではありません。境界や境界線は隣地所有者と立会いのもと、自分で守らなければなりません。

境界線は目に見えません。境界の点と点を結んだ線、これが境界線です。「昔作った測量図と現在の面積が違う」このようなことはたくさんあります。境界線が決まらないと土地売買や物納申請に影響が出ます。

一口に境界といっても大きく三種類あります。
1.公図上の境界(筆界)
2.所有権の境(所有権界)
3.現状の境(現況界)
これらが必ずしも同じ場所に存在しないことがあるのです。

地積測量と境界確定測量は違います。地積測量図では必ずしも境界が隣地同士で確定しているとはいえないのです。相続税の物納には必ず、確定測量が必要です。確定測量には境界確定測量図と境界確認書が付きます。

境界での揉めた場合、解決するのは土地家屋調査士の仕事ではではありません。弁護士の仕事です。弁護士は依頼者に有利な弁護をします。それが仕事です。揉める前に所有者同士、境界票を確認(設置)し、境界確認書を作成することが大切です。

杭を残して悔いを残さず

測量業者に求められるのは測量技術だけではありません。お客様が測量する目的を理解すると共に、「交渉力」「話を聞く能力」そして「スピード」です。
ネットワークの大切さを改めて感じました。

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2007年06月17日

SA養成第13・14講座

6月16日相続アドバイザー養成講座の第13・14講座が行なわれました。

題目  第13講座 「物納資金と納税資金の調達」
     第14講座 「鑑定評価による適正な時価評価とは」
講師  第13講座 ㈱国土工営 斎藤紀明氏 
     第14講座 不動産鑑定士 芳賀則人氏


第14講座
松島 栄子氏 (SA協議会理事 (有)財産設計代表取締役)の感想です。

いつもの講座に増して熱気、笑い溢れる空気の中で、第14講座スタートしました。

土地評価に対する熱い思いと実務経験からの講師のお話は、受講生のみなさんの心にずしりと来たのではないでしょうか。
午後の眠くなる時間帯にも関わらず、熱心に受講される姿は、後ろから見ていて微笑ましい限りです。
レジメの充実、ボリュームは、興味深い内容ばかりですが、日常不動産業務に携わっていない方からしますとアップアップ・・・必死でメモを取るのが精一杯の部分もあったかもしれません。
しかしながら「広大地評価」「戸建住宅用地」「がけ地」などのテーマは、注意深くアンテナを張っていると、日常あるいは身近での事例として随分と参考になることばかりです。

講師のコメントの中に「何より、お客様のため!」という一言が心強くもあり、印象深い講座でありました。


第13講座
野口 賢次氏 (SA協議会副理事長 (有)アルファ野口代表取締役)の感想です。

第13講座の講師は物納のエキスパート斎藤紀明氏です。斎藤氏は養成講座の司会でもおなじみです。その寸評は天下一品です。

「物納基準緩和」2005年11月22日の日本経済新聞の一面に大きく掲載されました。先ず冒頭で斎藤氏はこの記事を取り上げ、物納が簡単になったと誤解している人がいるが、正反対で非常に難しくなったことを理解してほしいと前置きし講義に入りました。

 都会では地価が上がり、土地を売却し相続税一括納付が有利となっている。物納の件数も一頃の1/5となっている。しかし、地方では地価下落が続いており、評価と時価の乖離がおきている。この現状からも物納戦略は欠かすことができない。生前の物納準備がより大切になってくる。
 
○ 物納制度、60年ぶりの大改正化
 
 従来の分かりにくい許可基準が明確となり、グレーゾンがなくなった。
物納から許可までの期間が3ヶ月の延長を繰り返し最長1年と期限が限定され、「取りあえず物納」や「だめもと物納」ができなくなった。キーワードは「自己責任」である。

 金銭納付困難の理由のハードルが高くなったことも改正の重要なポイントである。相続財産だけでなく納税者固有の財産、資力、家族等の状況も判定の対象となり、本当に金銭納付や延納が無理な場合に限られる。物納や延納が取り下げや却下されれば相続税連帯納付義務などの新たな問題も発生しかねない。

 物納制度の改正にともない生前測量などの生前対策の重要性がますます高まった。
円滑な納税には、生前対策の実施、確定測量、問題ある不動産の整理、資産の組み換え、借入れ依存から脱したキャシュフロー資産経営、物納も視野に入れた納税対策、これらを総合的に考えた納税対策が求められている。

 今回の物納改正での当局の最大の目的は「とりあえず物納」封じにあった。
相続税は現金一括納付が大原則であり、物納は特例中の特例であることを納税者に認識させる改正でもあった。


 都会ではバブルを思い起こされる地価上昇が続いているが、もし崩壊し一気に地価が下落したら時価と評価のタイムラグで大きな乖離が発生する。物納は欠かせない、その時に今回の改正で果てしなく難しくなった物納にどう対応してくか、斎藤氏のこの言葉が深く印象に残った。

 物納制度の大改正を受け、斎藤氏は税理士会などの物納セミナー等に多忙である。20講座のなかでも今回の講座は特にタイムリーであった。

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2007年06月14日

SA養成第12講座

6月13日相続アドバイザー養成講座の第12講座が行なわれました。

題目は「都市農家(地主)と相続」
講師は(有)グッドタイム 代表取締役 平井 利明氏です。


水沼 修氏(SA協議会評議員 リフレティ代表取締役)の感想です。

平井先生は東京立川市の農家の出身です。しかし、本人は25年間サラリーマンをしてこられました。坪100万円の土地で作ったキャベツも、坪5000円の土地で作ったキャベツも売値は同じです。しかし、固定資産税(コスト)は大きく違うのです。都市農家では食べていかれません。

農家の自宅は一般的に300坪以上あります。しかし、前庭は作業場です。庭には大きな木があります。その木の落ち葉は畑の堆肥になります。それでも評価はすべて宅地評価です。

相続評価が㎡当たり20万の畑は、1000㎡(1反)あたり2億円です。生産緑地を選択すると1反、84万円になります。そんな税金は払えません。説明されると生産緑地を選択したくなります。

都市農家の財産後継者はいます。しかし、農業後継者はいません。生産緑地を選択すると生涯営農です。人はみな年を取ります。生涯営農が重くのしかかります。

15年前に相続対策で建てたマンション。3割は空室になっています。ローンは30年あります。大規模修繕も必要です。借金コンクリート。農家は農業の専門家です。経営の専門家ではありません。

これが生の声です。都市には農地がなくなっていきそうです。

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2007年06月08日

SA養成第11講座

6月6日相続アドバイザー養成講座の第11講座が行なわれました。

題目は「不動産業と相続」
講師は㈱ホリホーム取締役部長の 中條 尚氏です。


今回は受講生の方に登場してもらいます。
㈱プレシーク 柴田 誠 氏 の感想です。

高田馬場のオフィスビル4階の教室は、多くの受講生から
発せられる意欲で、緊迫した雰囲気になっています。

私は、真ん中よりやや後方で、第11講座“不動産業と相続”の
講師である“ホリホーム・中條さん”の登場を待ちました。

定刻の少し前、講師控え席に、中條さんが着席しました。
穏やかな人柄で人徳が滲み出る感じの中條さんが、
どのような講義をされるのか、興味津々です。


講義が始まると、想像は簡単に裏切られてしまいました。

とても分かりやすく理路整然と、実例に沿った話を
場面場面がリアルに思い描けるようにスムーズに話されるのです。

お話が上手い方は、えてして“やり手”であるという
印象を与えて、警戒心が生まれてくるものです。

しかし、やはり、中條さんは中條さんであり、
どの話・実例の中にも、中條さんの人柄と
高い意識が根付いていることが伝わってきます。


ここでしょうね、この相続アドバイザーの真骨頂は。


高いスキル、知識と経験、レベルの高い専門家のネットワーク、
相続アドバイザーの基本的なところは当然なのですが、
それ以上に、相続に関わる当事者の方にとって、
どのような相続が良いのか、本質を見抜き、
適切なサポートをしていくという意識の高さ。

中條さんは、私の師匠筋にあたるお二人が口を揃えて、
“中條さんに見習っている、中條さんが目標であると”言います。
そのことを耳にタコができるほど聞いてきましたので、
どんな方だろう、どんな話をされるのであろうと思っていましたが、
今回の講義を聞いて、納得しました。


今まで10回弱の講義を受けて参りましたが、
中條さんが師匠としている野口さん(第1講座)を始め、
どの講義でも、講師の方の意識とスキルの高さには驚くばかりです。

以前から面識のある協議会の評議員の方から、
“どの講座もすごく濃いよ”と聞かされていましたが、
そのことがとても実感されます。

受講生は全国から参加されています。
中身がなければ、時間、交通費などから、
脱落者が出てきて、だんだん減ってくるのですが、
養成講座の半分が過ぎても、参加者が減らないことを見ると、
私だけではなく、受講しているみんなが、
“この養成講座は外せない”と思っているのでしょう。

この思い、熱意が、講義開始前の緊迫感を醸し出しているのではないでしょうか。
この事実が養成講座が本物であることを証明しています。


私が携わっている不動産でも、宅建の資格があるからといって、
一人前にはなれないのと同様に、相続でも養成講座を聞いたからといって、
すぐには一人前にはなれないでしょう。どちらも奥深いものだと思います。

この養成講座は、相続の基礎知識を教えているものですが、
それ以上に、意識を高く持たなくてはいけないよ、ということを
20回の講座の中で伝えたいのだと感じております。

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2007年05月31日

SA養成第10講座

5月30日相続アドバイザー養成講座の第10講座が行なわれました。

題目は「争続にならないための法律知識」
講師は弁護士の 江口 正夫氏です。

相続が争族にならないためには生前の対策が大切です。

弁護士という職業は相続が発生し、問題が起こった後に依頼されることが多い。
しかし相続紛争は相続発生後に対処出来ることが少ない。
どんなに優秀な弁護士でも、昨日弁護士登録をした弁護士でもやることは変わらない。

だから生前にお客様に接する機会が多い相続アドバイザーのような方々の役割は大きい。
だから、お客様に接するときは自分の理念をもって接するべきである。


事例の中からのお話です。

相続争いがおこり、家庭裁判所で調停を行い、それでも解決が出来ないと最後は審判官による遺産分割審判が下される。

この審判は法定相続分を基に行われる。
それがどんなに不合理であったとしても、審判官は法をまげて審判を下すことが出来ないからだ。

民法に書かれている相続人、相続分で相続が発生したとき問題が起こりそうであれば、それを修正しなければならない。
修正の方法は遺言、養子縁組等々。

そして、それができるのは、ただひとり
「被相続人」である。
だから生前の対策が重要だ。


他にも興味ある事例、最近の判例を話して頂きました。

「円満な遺産分割を」という
SA協議会の理念に符合する内容のセミナーでした。
ありがとうございます。


セミナーの後、懇親会がおこなわれました。
江口先生にも出席して頂き、40名以上の方が参加されました。
会場は盛り上がり、交流が深めることができたと思われます。

養成講座も前半が終了しました。
これから暑くなりますが、受講生の皆様には健康に留意され多くのことを学んで頂きたく思います。

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2007年05月24日

SA養成第9講座

5月23日相続アドバイザー養成講座の第9講座が行なわれました。

題目は「相続のための生命保険活用法」
講師は税理士 染宮 勝己氏です。


これからの相続対策のキ-ポイントは
①安心  
相続対策で多額の借金をしたら返済できるか不安になる。
相続の不安解消のため、相続対策をして不安になったら本末転倒。

②簡単  
複雑な相続対策は世の中が変化すると使えなくなる。
理解できない相続対策は不安になる。

③長続き
対策をしてから亡くなるまで時間がある。税制が変わる。世の中が変わる。
長期間有効な、簡単な対策が必要。

この三つを兼ね備えているのが保険です。
終身保険であれば、なくなると必ず現金が保険会社から相続人に支払われます。

現金は何にでも利用できます。「安心」です。
亡くなったら、現金が支払われる。「簡単」です。
亡くなるまで長期間たっても確実に支払われます。「長続き」です。

亡くなって資産価値が増えるのは生命保険だけです。
資産価値が増えれば相続税も増えますが、それ以上に現金が増えるので安心なのです。


具体的な対策。

生命保険の非課税金額枠(法定相続人の数×500万円)を使ってない人は是非活用しましょう。
法定相続人が4人の場合、
2,000万円の現金を、保険金と言う現金に変えるだけで2,000万円が非課税になるからです。
保険差益がなくてもかまわないのです。
実行してない人は絶対得する対策です。


資産家の対策。

親が子に現金を贈与する。
その現金で子が、親を被保険者、自分を受取人とする生命保険契約をする。

親が亡くなると、子供に保険金が支払われます。
この保険金は相続税の対象でなく、子供の所得税の対照です。
しかし一時所得になるので課税金額が1/2となります。
課税金額が1/2になることは保険金に対する最高税率は実質25%になるということです。
相続税の税率が50%になる資産家にとっては有効な対策です。

この対策、贈与金額年間110万円では効果は限られます。
資産家の方は贈与税を支払ってでも実行する価値があります。
しかし贈与税は高いと思われがちです。
しかし年間500万円贈与しても、税引き後手取り金額447万円です。
相続税50%支払う人からみると断然有利です。


生命保険は分かりにくいという先入観がありますが、それを払拭する講座でした。
生命保険はシンプルなのです。
そして相続対策にはかかせないものです。
非常に解りやすい講座でした。
ありがとございます。

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2007年05月20日

SA養成第7・8講座

5月19日相続アドバイザー養成講座の第7,第8講座が行なわれました。

題目は第7講座「心の通う生前贈与と相続対策」
     第8講座「不動産譲渡を中心とした税務対策とその注意点」
講師は第7講座 税理士 飯塚美幸氏
     第8講座 税理士・公認会計士 笹島修平氏


今回は受講生の方に登場してもらいます。
美湘ランド 坂田 敦 氏 の感想です。

本日、第7講座「心を伝える贈与の税務(飯塚美幸先生)」、第8講座「不動産譲渡を中心にした税務対策とその注意点(笹島修平先生)」、を受講させていただきました。

一見堅苦しくも思える今回のテーマを、いつもながらの心温まるすばらしい講義に感動いたしました。

主人公であるお客様(相続人様)への代を継ぐお手伝い、それが相続コンサルタントの仕事。その為には「長期・信頼・臨機・前向き・人好き・根性」が大切です・・・とは本日の飯塚先生のお言葉でした。

特に「信頼」の重要性はあらためて再認識いたしました。

また、後半の笹島先生のお話のなかで「経済合理性の追求だけでは解決できない、個々の価値観や人間性、人生観にまで踏み込んだアドバイス(品のある節税)」

などは我々不動産業界に身を置く者として、とても実践的で印象深いお言葉でした。

「何のために仕事をするのか」をいつも深く心に問い続け、相続アドバイザーとしての仕事を続ける上で、本日の貴重なお話は私にとってひとつの大切な柱としたいものです。

早いもので全20講義中8講義が終わってしまいました。

毎週本当に楽しみな、この「相続アドバイザー養成講座」の1つ1つを大切にしていきたいと思います。

ありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。

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2007年05月17日

SA養成第6講座

5月16日相続アドバイザー養成講座の第6講座が行なわれました。

題目は「借金と相続」
講師は㈱三商 代表取締役の 内藤 雄氏です。


内藤氏は以前は街の金融業を営んでいました。
現場の事例も多く、借金の怖さ、貸す側の考え方 等々、借金対策の重要性が伝わってきます。

内藤氏の言葉です。
「自分で借りた借金は返すのが当たりまえ。しかし親の借金は相続人が引継ぐ必要はない。そのための相続対策が大切です」

プラスの財産を前提にした相続対策をする方はたくさんいるが、
マイナスの財産=借金・保証債務の相続対策をする人は少ないのが現実です。

プラスの財産は人に相談しやすいしアドバイスしてくれる人も多いが借金・保証債務は人に言えず、アドバイス出来る人も少ないからです。
そのため借金・保証債務の対策は、取り残され先送りされてしまいます。

しかし借金・保証債務も相続します。
相続人は親の借金・保証債務を背負わなければなりません。
相続人にとって借金を引継ぐかどうかは運命の分かれ道です。

借金の相続対策で相続発生後にできることは三つです。
①単純承認 ②相続放棄 ③限定承認

何も手続をしなければ単純承認したことになります。
相続財産がマイナスの場合、相続放棄・限定承認をする必要があります。
そのためには家庭裁判所で手続が必要です。

しかし相続放棄・限定承認をするためには二つの壁があります。
「相続放棄・限定承認が出来る期間」と「単純承認したとみなされる」ことです。
この二つを事例を交え解りやすく説明してくれました。
・3ヶ月過ぎていても相続放棄が出来る場合がある。
・相続財産に手をつけたら、3ヶ月以内でも単純承認したことになり相続放棄が出来なくなる。
・等々。

借金の相続対策における必須の知識です。


最後に内藤氏が言われたことです。

借金で悩んでいる人へ

「ひとりで悩まない
ひとりで背負わない
ひとりで何とかしようと思わない。
良き家族づくりが、何よりの相続対策」


借金で苦しんでいる方から相談されたときの内藤氏の姿勢です。

「自分の知識・価値観・人生観でアドバイスしない。
答えは相談者の心の中にある。
相談者の話をしっかり聞いて・心の悩みを聞く。
信頼関係が出来て初めてアドバイスが出来る。
選択肢を示してどちらを選びますかではなく、この方法でいきましょうと言い切ることも大切な場面もある。
相談者と一体となって問題に取組んでいく」


内藤氏が全人格をかけて相続問題に取組んでいる姿勢が伝わってくる講座でした。

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2007年05月10日

SA養成第5講座

5月9日相続アドバイザー養成講座の第5講座が行なわれました。

題目は「遺言公正証書作成について」
講師は平塚公証人役場の公証人の麻生 興太郎氏です。

水沼 修(SA協議会 評議員)の感想です。

公証人の先生がこんなに話しやすいのかと、安心しました。
実際に私が公証役場に入ったのは今までに2回。会社の設立の時だけです。
規定通りの文章を書いて、公証人の先生に見てもらう。これだけです。
元検事、それだけで近寄りがたいものがありました。

真実を・正義を・思いを文章に書く力。簡潔明瞭にまとめる力。
そのためには正しく視る、正しく聴く力。勉強になりました。
「木を見て森を見ず」ではだめですね。

麻生先生は検事の経験を生かし常に自分を高めているのですね。


検察運営の要諦
元最高検検事 現平塚公証人役場 公証人 麻生 興太郎

・「捜査にあせりは禁物、あせるのは被疑者と心得て、捜査官は頭使って神経使わず」

・「迷ったら、借りよう他人の知恵、経験」
・「いいアイディア思いついたらメモをして、ぐっすり安眠、さわやか目覚め」
・「酔っぱらいを、うまくあしらうママさんを、見習え、我らも接客業」
・「情報を、はば広く集めて示せ、的確な指揮指導」
・「ばらばらの情報を、集めて果たせ、司令塔の役割を」
・「思いつき、その都度カードに書きつけて、項目別に分類し、並べてみれば、捜査(公判)事項一覧表」
・「やくざ者は、劣等感の固まりだ、良いところを見つけて褒めれば、心を開く」
・「ときには厳しく父のごとく、ときには優しい母のごとく、ときには相談しやすい兄のごとく、
  ときには悩みを打ち明けられる姉のごとく」
・「警察ができない、事務官ができないと、愚痴をこぼすことなかれ、
 できないのは、自分のせいだと心得て、できるようにすればよい」
・「一方的頭ごなしの指揮官に、集まらぬ情報、誤った決断」
・「分からないことは分からないと、やっていないことはやっていないと、
 言う勇気、言わせる雰囲気、必要だ、調べと報告、双方に」
・「ゆとりを持たなければいい戦略は生まれない、しかしゆとりを持つには実力を養わなければならない、
 もがけ青春の日々、そこから実力が養われる。しかし、そんな青春を送っただろうか」

・「検察は正しくあらねばならない!検察は強くあらねばならない!検察は優しくあらねばならない!
 検察は美しくあらねばならない! 正義・力・愛・美 なんと心地よいこのひびき!!


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2007年04月26日

SA養成第4講座

4月25日相続アドバイザー養成講座の第4講座が行なわれました。

題目は「相続税の計算方法」
講師は税理士・不動産鑑定士の佐藤 健一氏です。


相続税の計算の流れがフローチャートで一枚の紙に書かれていて、一つの項目を学習する毎に今どこの部分の計算をしているのかを確認しながら学習していきました。

その中で一番解りにくいのが課税価格から相続税の総額を算出する計算方法です。

誰がどのように相続しても、法定相続人が法定相続分で相続したとして相続税額の総額を計算します。(法定相続人とは相続の放棄があった場合でも、放棄がなかったものとした場合の相続人です)
遺産を誰が、どのような形で相続しても相続税額が変わらないようにするためです。
誰が相続するかで相続税額が変わると恣意的に相続税額を減らすことが出来てしまうからです。
この部分を、対比させた計算例を示し、解りやすく説明してくれました。
「なるほど」と頷く場面です。

最後の演習問題は講義の時間内では出来ませんでしたが、「答え」、「計算方法の説明」がちゃんと用意されていました。
演習問題の事例通りの内容が、実際の相続税の申告書で計算されていたのです。(その申告書が付属資料に添付されています)
申告書に添って計算していくと、相続税の仕組みがよく解ります。


相続税の計算のポイントを抑え、解りやすい講義でした。
ありがとうございます。


※講義の中で何度もいわれた注意点です。
相続税の申告をしなければならないのは
①相続税のかからない人
②相続の申告をすることによって、相続税がかからない人
③相続税のかかる人
申告が必要なのは②と③です。
注意するのは②
配偶者控除・小規模宅地の特例を使うことによって相続税がかからなくなる人は相続税の申告が必要です。
単に「相続税はかかりませんよ」ではアドバイスとしては不十分です。

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2007年04月19日

SA養成第3講座

4月18日相続アドバイザー養成講座の第3講座が行なわれました。

題目は「財産評価基本通達による不動産評価」
講師は税理士の和田 政彦氏です。


「不動産評価の基本は現場を見ること」
和田氏の事務所では入所すると、所長から長靴をプレゼントされるそです。
どんな山奥でも現場を見に行くためです。

土地評価は路線価という基本的な価格があり、そこから減価要因をいくつ見つけられるかがポイントです。
そのポイントをひとつひとつ学びました。
奥行価額補正率、間口狭小補正率、奥行長大補正率、不整形補正率、広大地補正率等々。

現場は教科書に乗っているような四角い土地はないようです。
そのため土地評価は税理士さんによって変わってきます。
和田氏の事務所では、土地の評価をするとき3人集まって「文殊会」を開き検討するそうです。

広大地評価でのポイントは
「広大地にあたるか、あたらないか」
判断に迷うときは不動産鑑定士にお願いするようです。
「価格」を算定してもらうのではく
「あたる、あたらない」を判断してもらうためです。

他にも興味深いお話がたくさんありました。
ありがとうございます。

PS
和田氏が算盤を持って立っているキャラクターの絵に書いてある言葉を紹介します。
『「安心」を「継続」してお届けします』 
お客様が一番望むことです。

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2007年04月12日

SA養成第2講座

4月11日相続アドバイザー養成講座の第2講座が行なわれました。

題目は「相続人の確定と戸籍、登記簿の読み方」
講師は司法書士の田中 康雅氏です。

前半は相続人を確定するための戸籍の見方です。
亡くなった方の戸籍は出生時位まで遡って調査しなければなりません。

新戸籍が造られると、以前の戸籍で除籍された人が出てこないからです。
除籍された人も相続人の場合があります。
認知すると、戸籍に記載されますが、新戸籍ができると削除されます。
しかし、その子は相続人であることは変わりません。
相続人を1人でも、もらしたら遺産分割は無効です。

相続人をもらしてしまう代表例は、
幼少のころ養子に出した子。養子に迎えた子。
だそうです。
相続人の確定は重要です。


後半は登記手続についてです。

単なる登記の法的な話ではなく、現場に即した話が興味深かったです。
例えば
「死因贈与は仮登記がつけられるから順位保全になるけれど、仮登記の事実が登記簿に残る。
他の相続人が見たらどう思うか。争いの元になりかねない」

「登記原因が同じ「相続」でも、原因は遺言による相続、遺産分割による相続、未分割共有による相続がある。
遺言による相続は遺留分減殺の可能性があるけれど、遺産分割ではない」

「相続人に行方不明者、未成年者、がいて家庭裁判所が関与する場合、実務では不都合が生じる。
その者を除いて遺産分割できる遺言の書き方」

等々、実務で問題になりそうな事柄を次々と話して頂きました。


田中氏は年間100件以上の相続登記を手がけています。
その経験から出てくる話は興味深いものがあります。
法的に手続をするのだけでなく、争わないためにはどうすればよいかを常に考えているそうです。

「相続コンサルタントがたまたま司法書士もやっている」
というイメージです。

貴重なお話ありがとうございます。

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2007年04月05日

第12期SA養成講座開講

平成19年4月4日週刊住宅新聞社にて、第12期相続アドバイザー養成講座が開講しました。
7月25日迄毎週水曜日(土曜講座2回有)全20講座で構成されています。

全20講座の受講生は57人です。
(その他、単独講座の受講生もいらっしゃいます)

まさに「学校」です。
受講生のこれから学ぼうという意欲が伝わってきます。
子供の頃新学期を迎えたときの新鮮な気持ちが蘇ります。

第一講座は当協議会副理事長の野口賢次氏が講師です。

題目は「相続の基本と仕組み」

法律偏・税務偏にわけ、実務に則した基礎を学びました。
実務において、重要なことに、太字・アンダーライン・そして最重要な点には「ポントマーク」がついています。
解りやすいレジメで相続実務におけるバイブルとして使えるでしょう。 


野口氏がこの講座で伝えたかったのは、最後の2ページです。

それは相続コンサルタントとしてのありかたです。

相続は心のコンサルティングだと言われています。

「相談者の幸せを心から考えてコンサルすると、その問題の本質が見えてきます。
本質が見えれば何をしなければならないか分かります」

ではどうすれば本質を見る目が養えるか。二つの事を言われてました。

ひとつは
「常に学ぶ気持ちを持つこと。コンサルタントは一生勉強
学ぶ意欲が尽きたら廃業を意味する」

そしてもうひとつは
人間力を高めること

人間力を高めるためには

当たり前のことに感謝する。
掃除をする。
履物をそろえる。等々。
そしてこれらを続けることだそうです。

レジメの最後の言葉が印象的でした。

相続アドバイザーは「相続人の幸せを守る相続の実務家」です。
相続人全員に心から感謝され「ありがとうございます」と言われ報酬を頂戴できる。
これが相続コンサルティングの醍醐味であり、相続アドバイザとして冥利に尽きる瞬間です。


講師の野口賢次氏です。

第一講座2.JPG

受講生の皆様へ
4ヶ月間の長丁場、健康には十分気を付けてください。
そして一つでも多くのことを学んでください。

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