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2011年02月10日

第37回相続寺子屋報告

第37回相続寺子屋「弁護士業務と人の気持(心)・遺産分割事件を中心に」の報告です。
講師は奈良恒則氏(弁護士)です。

弁護士のタイプは大きく二つに分かれるそうです。
①法的手続重視タイプ。
②話合い重視タイプ。
9割は①だそうです。
法的処理をして最後は裁判官の判断に任せるタイプです。
②は少数派です。奈良氏は②のタイプです。

奈良氏は依頼者の話を聴く事を大切にしています。
傾聴することにより相手の本当の気持ちがわかり、相手から信頼が得られます。

法的には無理でも「ダメ」と言わず、なにか方法はないかと探します。
結果はダメでも、依頼者にダメだということに気が付いて貰えます。
本人に気が付いて貰うことが大切なのです。
法的に無理だから「ダメです」と言って何もしないのとは大違いです。

交渉相手、その代理人弁護士がどのような人なのかも調べます。
法的には無理でも、心の部分で相手を動かす方法を探すためです。

事件を扱っていると和解をするための一番よい場面が訪れるそうです。
この場面を逃さず和解をまとめるのが肝要です。
そのためには依頼者の信頼を得、交渉相手の気持ちがわかっている事が大切なのでしょう。

以上のお話を踏まえ事例を3つお話されました。
どの事例も奈良氏の仕事に対する姿勢が感じられます。
事件を解決するだけでなく、依頼者の幸せを実現するためにどうするか。
このことを常に考えているのでしょう。

質疑応答の時間もあり、多くの質問がでました。
法的な質問。
紛争の流れ。
弁護士の頼み方。
報酬に関する事。
等々。

多くのことを学べました。
ありがとうございます。

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