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2010年07月07日

SA養成第17講座

7月7日相続アドバイザー養成講座の第17講座が行なわれました。

題目は「相続と測量」です。
講師は高橋一雄氏(土地家屋調査士)です。

「境界が決まっていないと大変なことになる」
このことを感じてもらうのが今日の講座の目的だと最初に言われました。

「杭を残して、杭を残さず」
土地家屋調査士会の標語です。
この言葉が相続における測量にあてはまります。
生前に測量をしておくことが大切だということです。

境界が決まらないと、売れません。土地を分割も出来ません。
相続においては納税が出来なくなり、遺産分割が出来なくなります。
地主相続の実務では境界確定が必須となります。

何故境界がもめるのか。
境界線は感情(勘定)線と言われています。
事実は一つですが、それぞれの心の中の境界線が異なるからです。
駆け出しの頃、先輩から「境界線は心で見るんだ」と怒られたことが最近解ってきたそうです。
それぞれの人が何故そこが境界線だと思っているのか、そう思う心中・背景を知ることが大切です。

境界を決める法的なルールはないそうです。
個々の測量屋さんが独自のやり方で行っています
そして境界には筆界、所有権界、占有界があります。
この三つが異なると揉めます。
隣接の人がそれぞれ違う境界を主張するからです。
ルールがない中で違う境界を主張する人の感情を調整しなければなりません。
まして相続の現場では、限られた期限の中で決めなければならないこともあります。
測量屋さんは測量技術より人間力が求められる仕事だということが解ります。

人間力が高い測量屋さんがネットワークに欠かせないことが実感出来る講座でした。
ありがとうございます。

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