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2009年05月31日

第16期SA養成第8・9講座

5月30日相続アドバイザー養成講座の第8・第9講座が行なわれました。

第8講座
題目は「遺言公正証書作成について」です。
講師は麻生興太郎氏(公証人)です。

元検事であった麻生氏の語り口が受講生を引きつけます。
休憩前の5分間と終わりの5分間には検事時代のお話もあり、講座が盛り上がります。

遺言の各種文例は実務に直結するお話です。
・受遺者が先に亡くなった場合も考慮した予備的遺言。
・将来相続によって取得する財産を遺言で相続させる場合。
・条件付き遺言。
・負担付き遺言。
・遺留分減殺についての別段の意思表示。
・等々

こんなことも遺言で出来るのかと思われた方も多かったでしょう。
そして文例に根拠条文が書かれているので理解しやすくなっています。
このレジメは遺言を書くときのバイブルになります。

他にも、遺言を作成する場合の手続の流れ等、遺言書をつくるために必要なお話がたくさんありました。
最後に検察時代に検察のあるべき姿をうたった詩を紹介されました。

検察は正しくあらねばならぬ。
検察は強くあらねばならぬ。
検察はやさしくあらねばならぬ。
検察は美しくあらねばならぬ。
正義、力、愛、美
なんとここちよい響き。

この詩はアドバイザーのありかたにそのまま言いかえられます。
相続アドバイザーは正しく、強く、やさしく、美しくあらねばなりません。

ありがとうございます。


第9講座
題目は「相続のための生命保険活用法」です。
講師は染宮勝己氏(税理士)です。

相続対策の3原則。
「安心」「簡単」「長続き」
高利回り商品より安心な商品。
過大な借金は安心を得られない。
複雑な対策は税制改正等に弱い。
簡単な対策を確実にやる。これをきちんと実行している人は少ない。
相続対策の効果は長く続かなければ意味がない。

バブル時代、一本の税制通達でワンルームマンションの大手が破綻しました。
節税対策がもてはやされた時代です。
理にかなわない節税対策がいかに危険かを感じ、染宮氏が考えた3原則です。
この3原則に照らし合わせ対策が妥当かどうかを考えるそうです。

この3原則を満たしている保険の活用方法が紹介されました。
・生命保険の非課税枠を使い切るプラン。
・保険料贈与プラン。
・納税資金に保険金を充てるプラン。
・相続争い対策の代償金を保険金で用意するプラン。

どれも3原則にかなっています。
そして3原則にかなうことがお客様のためになります。

最後に税金との付き合い方について話されました。
「”税”と戦うのでなく”税”とたわむれ、上手に付き合うのが”遊税”です。
数年後には抜本税制改正が予想されます。
税金と追いかけっこするのではなく、”税”と上手に付き合うことが大切です」
意味が深い言葉です。
ありがとうございます。

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