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2009年05月21日
第16期SA養成第6講座
5月20日相続アドバイザー養成講座の第6講座が行なわれました。
題目は「相続からみた成年後見制度」です。
講師は宮川導子氏(行政書士)です。
憲法の基、個人を尊重する世の中では、自己決定権が尊重されます。
しかし自己決定権の尊重の反対側には、自己責任があります。
判断能力が衰えた方に、
「自分で判断して行ったんだから、責任はあなたにある」
と責任を負わせるのはかわいそうです。
2000年介護サービスの在り方が、行政庁からの指示で行われていたのが、介護事業者と本人の契約により行われることになりました。
判断能力が劣る方は代わりに契約する人が必要です。
このような時代背景のもと、判断能力が劣る方の法律行為を支援するため成年後見制度が出来ました。
本人の自己決定権を尊重しつつ、本人を守ることがこの制度の理念です。
宮川氏の実務のお話から、成年後見制度の理念に基づき行動していることが伝わってきます。
本人の意向を尊重し、その意向を実現するため本人に代わって法律行為を行います。
身よりのない方の場合、死後の事務も行うことがあります。
遺品の整理、葬儀納骨、家賃・医療費の支払等々。
任意後見契約と共に遺言を作り、本人の死後、遺言執行者として意志を実現することもあります。
病院では後見人に医療同意を求められることもあるそうです。
これらのことは一人では出来ません。信頼できるネットワークが不可欠です。
後見人はそこまでやるのかと思われた受講生も多かったでしょう。
現場でこれらのことに対応していくためには、しっかりした理念を持ち、信頼できるネットワークを持たなければ出来ないことが伝わってきます。
成年後見制度の理念、そして現場が受講生の方に伝わった講座だったと思います。
ありがとうございます。
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