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2009年04月09日
第16期SA養成第2講座
4月8日相続アドバイザー養成講座の第2講座が行なわれました。
題目は「相続人の確定と戸籍、登記簿の読み方」
講師は 田中康雅氏(司法書士)です。
前半は戸籍の読み方のお話です。
目的は相続人を確定させるためです。
大切なのは「確定させる」ことです。
確定させる方法は二つ。
自分で調べるか、専門家に調べてもらうか。
間違いは許されません。
相続人を間違えた遺産分割協議書は効力がないからです。
もうひとつ戸籍から読み取れる大事なことがあります。
それは、その家のルーツです。
その家の歴史が戸籍から読み取れます。
「心」の部分をコンサルする上で大切な要素が含まれています。
後半は不動産の相続登記のお話です。
単なる手続のお話ではありません。
相続の状況に応じて、相続登記の対応方法を考える必要性があるのです。
公正証書遺言がある場合、
・遺言を用いて登記をするのか。
・相続発生後すぐに登記するか。
・遺言を執行しないで遺産分割協議をして登記をするのか。
アドバイザーの判断が求められます。
相続争いを防げるかどうかの判断の分岐点になることもあります。
どう判断するべきか、その時の法的な問題、等々ケース別に、実例を交えて話して頂きました。
アドバイザーにとって不可欠な知識です。
登記は手続きだけの問題ではないということがわかります。
「相続争いにならないように」
田中氏は「心」の部分を常に念頭において実務を行っているのでしょう。
相続アドバイザーがたまたま司法書士をやっているというイメージです。
有意義なお話ありがとうございます。
○水沼修氏(SA協議会理事)の感想です。
冒頭、講師から、誰もが当然と思もわれることについて、疑問が投げかけられました。
遺産分割は「相続人全員」の合意が必要
相続人全員でない遺産分割協議は遺産分割無効
(遺産分割のやり直し)
まず先にしなければならないのは、「相続人の確定」
相続人の確定には、戸籍謄本の見方を知らなければなりません。
相続人と戸籍の解説です。
戸籍謄本は普段見ることがなくこれが難しい。
相続アドバイザーにとって大切なことは
「相続人を確定」させることです。そのために・・・
1. 相続人の確定をする専門家になる
2. 相続人の確定を専門家に依頼する(ネットワークの活用)
相続とは、相続人が被相続人の財産上の権利義務を承継すること(民896)
祭祀承継は除く、一身専属建は含まない(民897)
相続人が数人あるときは、相続財産は共有に属する(未分割) (民898)
法定相続分に応じて権利義務を承継 (民899,900)
一番初歩で当たり前のことですが、それが重要で難しい。
財産取得だけでなく、将来の利用や、祭祀など心の部分も相続アドバイザーは、気配りが必要です。
素晴らしい講義、ありがとうございました。
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