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2009年04月23日

第15回相続寺子屋報告

4月22日に開催した第15回相続寺子屋 クライアント支店で語る『相続にまつわる諸問題とその対応』の報告です。
講師は飯田浩氏 (14期生 (有)総浩)です。

飯田氏自身が資産運用(土地活用)、相続問題で悩んでいる当事者です。
二代目のアパート経営者。実態は「サラリーマン大家さん」です。
どの方向に進むべきか、誰に相談すべきか、日々暗中模索しています。
4文字熟語を題目にしてクライアント視点で語って頂きました。
クライアントが話すセミナーめったに聴けません。

クライアントが「何を求めているか」。
一番印象的だったのが
「問題の核心」が「見える化」されること。

クライアントとコンサルタントはコインの裏表だと言われました。
近いようで、遠い関係。
円に例えると、一番近い存在ですが、一周回らなければ会えない一番遠い存在でもあります。
"見える化"されないで話しがどんどん進むと、途中で矛盾が出てきて、それまで築いた信頼関係が崩れる恐れがあります。
五円(ご縁)玉のように真ん中に穴が開いているような関係が望ましいと言われました。

五円(ご縁)玉のように真ん中に穴をあけるものが真心(マコト・ココロ)です。 
コンサルに100点満点はありえません。
60点~70点であれば合格です。
しかし相続・資産運用コンサルにおいては80点以上が要求されます。
60点~70点を80点以上に引き上げるのが真心(マコト・ココロ)ではないかと言われました。

今日のお話は新鮮な気持ちで聴けました。
クライアントの「心」の動き、悩み。
このようなセミナーは初めてです。
コンサルタントにとって貴重な話です。

ありがとうございます。

PS 
飯田氏はかつて10年ほどプラジルに銀行マンとして赴任していたそうです。
そのとき2000%のインフレを実生活で経験されたそうです。
いつか話を聴いてみたいですね!


☆水沼修氏(SA協議会理事)の感想です。

相続アドバイザー協議会 第14期生の飯田浩氏は
団塊の世代のサラリーマンです。まだ、ご両親とも顕在。
多くはないけれども不動産資産もあり、クライアントの
立場で、相続を考えています。

相続とは、「相続税の問題である」と短絡的の考え、
相続税に強い税務の専門家を探しに東奔西走しました。

暗中模索の中、「商売、見え見え」「売らんかな」的な
相続対策や相続セミナーにうんざりします。
そして、相続とは税務だけの問題でない、その道の
専門家でも、相続の全てを網羅することはできず、
クライアントにとって100%の満足はあり得ないと、
理解しました。

相続対策は、これをやれば大丈夫といういうものは
ありません。時代とともに変わります。
100点満点はあり得ません。どんな提案も65~70点。
しかし、クライアントは80点以上でなければ決断しない。

この差を埋めるのが、
「真心の隠し味」 誠心誠意=誠実 → 「信頼」
クライアントの「決心・決断」は自ら納得=「得心」に基づく。

相続とは、心のコンサルティング。相続アドバイザーは、
・ 社会常識的な考え方を基本として「和合円満」に導く、
  「相続のプロ」
・ 「人間観」の軸足がキッチリと定まってブレ無い
  「人生のプロ」

クライアントとしては、100%信頼できる専門家に頼りたい。
専門家はクライアントを納得させ、ビジネスにしたい。
この図式が、専門家とクライアントの間に平行線を生みます。

問題点をクライアントにわかるように(見える化)し、納得して
実行し、ともに成長することで信頼を深める。
これが、ベストな関係だと思います。

クライアントという立場から私自身、相続アドバイザーとして
何らかのお役にたてないだろうか?「暗中模索」中です。

素晴らしい講座、ありがとうございました。


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