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2009年02月26日

第13回相続寺子屋報告

2月25日に開催した第13回相続寺子屋『超長寿時代のライフデザインと資産承継』の報告です。
講師は永井眞氏 (13期生 三井不動産㈱)です。

超長寿の題名に相応しく、冒頭は永井氏と交流のある日野原先生の話をされました。

「何か、新しいことを始める。そうすれば人は、いつまでも若い」
今年10月で98歳ですが、まだ新しい事にトライされているようです。
最近は座禅を始めたとのことです。
韓国から日野原先生に長寿の秘訣を教えてもらいにきた90歳の方から、逆にその方の長寿の秘訣である座禅を教えてもらったそうです。
学ぶ意欲の凄さが伝わってきます。

超長寿時代「子供が60歳、親が90歳」は珍しくありません。
子供は定年で退職しても、親の財産を相続出来ない時代です。
永井氏のライフプラン表は90歳まで描かれています。
特徴的なのは、ライフプラン表に建物(自宅・アパート・マンンション)の年齢も入っていることです。
これにより、建物の修繕時期、修繕費用がわかります。
生活費の糧となる賃料収入の推移が予測できます。

簿価による子への建物売買で現金収入源を移し、子のキャッシュフローを改善する提案も出来ます。
ライフプラン表で、キャッシュフロー・資産組替・相続をからめた提案はお客様対して説得力があります。
これは使えます。

サラリーマンにとって定年後の人生は第2の青春だと言われました。
サラリーマンは会社の指示に従い、職種、職場、勤務先が決められます。
それが定年後は、自分の意思で決める事ができるからです。
そのためには、事前の準備をしておくことが大切です。
定年間近になって考えだすと、青春を謳歌出来なくなります。
計画性を持たせるため、定年後のライフプランの作成は必須です。


永井氏は団塊世代のひとりです。
これから超長寿社会を元気に生きる代表選手のように感じました。
永井氏の趣味は「人のお世話」だそうです。
団塊世代の元気なひと達が「人のお世話」が趣味だったら、日本は不況を克服し活力ある社会となるでしょう。
団塊世代への期待はいつの時代も大きいです。

貴重なお話ありがとうございます。


○水沼修氏(SA協議会理事)の感想です。

永井氏は三井不動産で、元(株)聖ルカレジデンス社長を務め、聖路加国際病院理事長・同名誉会長の日野原重明先生に6年間お仕えした経験を持つ方です。
 日野原先生は満97歳。医師として聖路加国際病院の理事長として現役です。日野原先生は、いつまでも若々しく生きるためには「何か新しいことを始めること」だと話されます。

 現在日本は世界に類をみない長寿大国。本人の希望は健康で長生き、ピンピンコロリの人生です。しかし、医療の発達により、ボケても食べなくても栄養が与えられ生きているという、長寿時代になりました。現に私の父母が90歳を過ぎても元気なように、私たちが定年を過ぎた歳になっても相続が発生しないケースも、多いのです。

 これからは、超長寿時代の自分らしいライフデザインが必要です。定年後を第二の青春時代と考え、どのように生き生き自己発揮する生き方をするかをライフデザインする。そのためには、定年退職後夫婦が月収どのくらいでどんな生活をするかを検討し、生活資金の安定確保をすることが前提となります。
 これらを盛り込んだライフイベント表・キャッシュフロー表作成し、資産承継やその問題点を考えていくことが必要です。キャッシュフローの向上を考え、揉めない遺産分割案を作りながら、絶えず見直しをしていく。

 永井氏の講座で、いくつになっても常に新しいことにチャレンジしながら、好奇心を持って人生をワクワク生きることが大切なのだと教えていただきました。素晴らしい講座、ありがとうございました。

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