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2008年04月17日
第3回相続寺子屋報告
4月16日に開催した第3回相続寺子屋「上級アドバイザー試験論文入賞者による発表会」の報告です。
お二人に発表して頂きました。
第一部
「事実婚の相続」松本摩耶氏(12期生)
事実婚が増えています。
松本氏のまわりにも何組かいるそうです。
「パートナーが亡くなったらどうなるんだろ」
という心配から、今回のテーマを選んだそうです。
増えている理由は
苗字を変えなくて良い。
子供を生む予定がない。
籍を入れない方が大事にしてくれる。
等々。
しかしいざ相続になると困ります。
法律上は夫婦ではないのですから。
そのための備えはやはり「遺言」です。
肝心なことは、「二人とも元気な内に書かく」ということです。
お互い元気であれば、メッセージ感覚で書けます。
パートナーが病気になったら「遺言を書いて」とは言えません。
正式な夫婦以上に言いにくいのでは...............。
しかし事実婚の方々は遺言のないことに対する危機感はあまりないようです。
松本氏は遺言を勧め、双方に書いてもらっているそうです。
気軽に書いてもらう勘どころと、しっかりとした法律知識があるからでしょう。
事実婚相続アドバイザーを目指して下さい!
第二部
「相続に対する思い」平澤昭江氏(11期生)
平澤氏のお話から、お客様の「心」の支えになって仕事をされていることが伝わってきます。
お客様の心を癒すのは法律論ではありません。
アドバイザーがお客様の支えになり、問題解決において適材適所に専門家をセットする。
相続アドバイザーが目指していることを実践されているようです。
平澤氏は保険の代理店をされています。
携帯電話は寝るときでも、いつも枕もとにおいているそうです。
交通事故等、夜中でも対応出来るようにするためです。
事故を起こしたお客様が、とっさに浮かんだ顔が平澤さんで、救急車や警察より先に電話をかけてきたそうです。
お客様に頼りにされていることが解ります。
きっと世話づきなのでしょう。
相続アドバイザーにぴったりですね。
お二人ともセミナーで講師をするのは初めてだそうですが、解り易く、しっかりと要点を話して頂きました。
本当に初めてなのかと思うくらいです。
これを期に、他でもセミナーをされ、今回の話がたくさんの人に伝わるといいですね!
講演のあと質疑も活発で、寺子屋らしい講座だったと思います。
ありがとうございます。
○水沼修氏(SA協議会理事)のコメントです。
今回は、「第3回上級アドバイザー試験」に提出された相続レポートの中から
最優秀賞の松本摩耶さんと、第2位の平澤昭江さんに講師をお願いいたしました。
『事実婚の相続』 松本 摩耶さん
ご自身のお母様が、移り住んだ沖縄にて脳内出血により倒れて入院したときの話です。
健康保険証など何がどこにあるのか、生命保険証や預金通帳はどこか、どのような手続きが
必要かでパニックした体験から、身の回りの整理をして紙に書いて身内にわかるようにすることの
大切さを痛感いたしました。
そして、自分の身の回りを整理し、初めて母宛に「遺言書」を書いてみました。
「どうせ、見るときは私は死んでいるんだ。」と考えたら、ふだん恥ずかしくて言えない事も
平気になり、母への感謝の手紙が書けました。
私の周りには、事実婚の方がけっこういます。理由は「共働きで名前を変えたくない」「子どもを
持つ予定がない」「「バツイチ同士だから」などいろいろです。しかし、相続において事実婚は相続
人として認められず、色々な問題が残ります。
年金における遺族年金の受給・健康保険における扶養・交通事故の損害賠償請求など
各、取り扱いや判例を調べ、興味深い発表をしていただきました。
そして、遺言を書く大切さを、改めて気づかせていただきました。
『相続に対する思い』 平澤 昭江さん
自分の役割は何か?自分とはどんな人間か?
自分を知り、お客様に自分を知ってもらえば、そこで仕事は成立します。
私がお客様にしてあげられるのは、心のケアーです。そしてお客様側に立ったコーディネイトです。
相続とは内輪もめ。私たちに出来るのは心のケアー、解決できるのはその人自身です。
保険の仕事を通して色々なお客様とお付き合いをさせていただいています。お客様が困ったときに
浮かぶ顔が平澤さん。そう心がけて24時間相談所として仕事に取り組んでいます。
相続アドバイザーとして出来ることは、たくさんあります。もっともっとネットワークを生かし、実践を積み
相続アドバイザーをメジャーにしたい。悩んでいる人を救いたい。
相続財産は“天からのプレゼント”なのです。争わず感謝すれば幸せは大きくなります。
相続アドバイザーは(人間の心と心)を分け合う仕事だと思っています。
今回の寺子屋は2人の素晴らしい発表より、皆さんからの数多い質疑や意見が出されました。
お互いに、色々なケースを想定し、学ばせていただきました。同じ思いの仲間同士、感じること
考えること、そして成長すること。
素晴らしいネットワークに感謝します。ありがとうございました。
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