« 第5期SA協議会総会 | メイン | 第14期SA養成第2講座 »
2008年04月03日
第14期SA養成講座開講
春です。
新学期の季節です。
NPO法人相続アドバイザー協議会主催の第14期相続アドバイザー養成講座が開講致しました。
第一講座はSA協議会副理事長の野口賢次氏の講座です。
題目は「相続の基本としくみ」です。
冒頭、開講にあたり芳賀理事長の挨拶がりました。
「第一講座を聴かれると、皆さんの相続に対する観念がかわると思います」
と言われました。
最初の1時間半は、法律・税務の基本の話です。
しかし、単なる基本知識ではありません。
実務において野口氏が、重要だと実感している部分です。
例
平等と公平の違い。
遺言は執行しない。
借金相続の怖さ。
借金は相続税を減らさない。
納税の大切さ。
納税猶予の怖さ。
等々。
時間に限りが有りますので話せるのはポイントだけですが、中身が濃いものです。(個別の詳しい内容はこれからの19講座学んで頂きます)
今まで受講された方で、このテキストを常にカバンに入れている方が多くいらっしゃいます。
そして最後の30分。
法律・税務より大切な「心」の部分のお話です。
「相続を法律で裁こうとしてはいけない」
法律問題にしてしまうと相続問題は解決しないとうことです。
野口氏は譲ることの大切さを常日頃言われています。
譲ることにより相続問題が解決します。
そして「譲った人が幸せになる」ということを、事例をまじえ話してくれました。
人は皆「譲る心」「徳」をもっています。
その心を引き出すのがアドバイザーの仕事です。
そのためにはアドバイザーの「人間力」が必要です。
この「人間力」を高めるにはどうすればよいか!
それは
常日頃感謝の気持ちを持つ。(感謝することは周りにたくさんあります)
笑顔。挨拶。掃除。整理整頓。
お金がかからず、この瞬間からでも出来ることばかりです。
しかし実行してない人が多いのが現実です。
アドバイザーの「徳」によって、お客様の「徳」を引き出す。
「譲る心」を引き出すための極意ではないでしょうか。
法律論では引き出すことは出来ません。
このことを実務で実践している野口氏の話は説得力があります。
そして「心」の大切さを伝える基礎の部分として、法律・税務に関する確かな知識とネットワークを持っています。
「アドバイザーは一生勉強です。勉強をしなくなったときが廃業です」
と言われたのが印象的です。
冒頭、芳賀理事長が「相続に対する観念が変わる」と言われた意味を多くの受講生の方が実感したと思います。
講座はこれから7月までの長丁場です。
大変だと思いますが、ひとつでも多くのことを学び、感じて頂きたく思います。
ありがとうございます。
○水沼 修氏(SA協議会理事)の感想です。
講座時間、2時間の中で、最初の1時間半が相続の法律・税務の基礎知識の説明です。
そして最後の30分は、相続の実務家としての「心のあり方」です。
相続アドバイザー協議会が、他の講座とは違う理由がこの講座に集約されています。
高いお金を払い、全国から人々が集まる、そして今期で14期続いている訳が分かります。
相続は法律・税務だけではおさまりません。なぜなら、人間には感情があるからです。
今の時代、手垢のついた資格や肩書きで仕事が出来る時代ではありません。人間力です。
相続の勉強といえば、どうしたら節税できるか?どうしたら自分の思い通りに相続できるか?
の講座がほとんどです。しかし、相続の本質は違います。答えは幸せがどこにあるかです。
公正証書遺言を作って、財産全部をもらうようにアドバイスした案件もあります。
また、土地財産をすべて義理の兄弟に譲って、身軽になるアドバイスをした案件もあります。
財産と幸せが同じ方向を向くとは限りません。むしろ、譲ったほうが幸せになります。
譲る心、感謝の気持ちは誰もが持っている「隠れた徳」です。
相続アドバイザーは人間力「徳」を持つことが必要です。
アドバイザーの「徳」で相続人の徳(譲る心)を掘り起こします。
徳は徳でなければ掘り起こせません。
実務に添った事例を交え、野口先生が感謝の気持ちと譲る心の大切さを語られます。
受講生誰もが、人間として大切なものに気がつき、話に引き込まれていきます。
けして、話がうまいわけではありません。けれど、心に響くのです。
相続アドバイザー協議会は、この野口先生の思いによって、多くの方に支えられ、支援され
今があるのだと思います。
コンサルタント業は学ぶ意欲が尽きたら廃業を意味します。これは人生にも言えることです。
驕りを捨て、謙虚に、感謝し、思いやりをもって、常に学び、人間力を高める。
また今期も多くの素晴らしい受講生の皆さんと共に学び、高めあえることに感謝します。
開講の挨拶 芳賀則人理事長
講座風景 野口賢次副理事長
投稿者 adv

