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2007年07月26日
SA養成第20講座
7月25日相続アドバイザー養成講座の第20講座が行なわれました。
題目は「資産家のための遺産分割争いの予防と強制結着」
講師はハート財産パートナーズ 代表取締役 林 弘明氏です。
冒頭 司会者から
「今日は2時間休憩なし(通常は一時間で10分休)で講座をおこないます」
と言われました。
終わってみればあっという間の2時間で休憩が不要だということがよく解りました。
遺産争続のルーツの話がありました。(林 説)
そもそも遺産分割争いは戦前はありませんでした。
戦前は家督相続でしたので、長男がすべて相続するため、相続争いの余地がなかったからです。
戦後マッカーサーが日本に来て、一番変えたかったのが日本の大家族制度だったようです。
自爆テロのニュースを見ると、「なんて恐ろしいことだ」と思うでしょうが、戦前の日本は神風特攻隊、人間魚雷等々、自爆テロを行っていたのです。
他国から見れば恐ろしいことだったのです。
その原因をマッカーサーは大家族主義に見つけたのです。
家を長男が守り、二男、三男は長男に託し、戦争へ行ける。
死をも厭わなくなる。
二男、三男にも持つものを持たせれば、特攻なんか出来なくなる。
そうすれば、日本の精神的な強さを崩すことが出来ると考えたのです。
その対策の一番が民法改正です。
家督相続をやめ均分相続にし、兄弟に平等に財産を受け継ぐ権利を与えたのです。
現在をみてみましょう。
マッカーサーの思惑通りになりました。
相続争いが頻繁に起こり、家族の団結力は薄れ、
結果、国が弱くなっていきました。
ちなみにこの話の根拠はありません。この学説を唱えているのは、林 氏だけだそうです。
しかし、なるほどと頷ける「説」だと思いませんか!
高齢者の相談者にこの話をすると、妙に納得されるそうです。
コンサル話法として、利用できるのではないでしょうか。
たくさんの興味深い事例が聴けました。
○養子作戦
養子を入れて遺留分を減らす。
○定期借地権作戦
相続財産を1,000年定期借地権の底地にする。
底地を相続しても、地代収受権だけ。
○「遺産争族」の強制決着
相続分の譲渡をし
30年争っていた争続が3回で決着。
○限定承認
相続後相続財産の収益は積極財産に含める。
固定資産税等の支出は相続人固有の財産から支払う。
内容が盛りだくさんの講座で、受講生の皆さんも「もっと」聴きたくなる講座だったでしょう。
SA養成講座の最終講座にふさわしい講座でした。
講座終了後、林氏も交え懇親会を行いました。
懇親会が終わり皆さんを見送っていると
20講座の主役は受講生の皆様だったことを新ためて感じました。
野口副理事長が最後に言われた言葉が印象的です。
「コンサルタントは一生勉強です。今日が相続アドバイザーとしてのスタートではないでしょうか」
素晴らしい皆さまに出会え感謝です。
これからも、会員として協議会の力になって頂ければ、こんなにありがたいことはありません。
20講座ご苦労さまでした。
ありがとうございます。
○ 水沼 修氏 (SA協議会理事 (有)リフレティ)の感想です。
今回が最終講座です。最後にふさわしく、数々の不動産コンサルティングを手がけている林先生のお話です。
相続アドバイザーとして、プロである以上、お金をもらわなければなりません。お客様はこちらの力量を観ています。最初の1~2時間は無料です。「ここから先は経費がかかります。」この一言がプロのあかしです。必ず後日、見積を提出し、契約書を交わしてから作業に入ります。
自信満々に話される林先生に、会場全体が圧倒されていたように思います。
遺産分割対策における考え方に、「相続の三種の神器」があります。 長男 ・ 親の面倒 ・ 家業継承
ポイント! 家族のコンセンサスづくり。意思統一が大切です。
戦前の日本は大家族主義でした。全てを長男(跡取)が相続します。田を分けるのは「たわけもの」現在の均分主義はマッカーサーの陰謀。と、いうのは・・・・・!。 話はすべて、林流です。
そして、「ここから先は経費がかかります。」
相続争の本質は兄弟げんかです。そこを理解すれば、知恵やアイデアが出てきて、大きなビジネスチャンスになります。林先生ならでは説得力と、豊富なアイデアに、ただただ聴き入るだけでした。
養成講座の20講座では相続の勉強は終わりません。
これからスタート。そして一生勉強。その気持ちがなければ引退です。
☆受講風景です。
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