NPO(特定非営利活動)法人 相続アドバイザー協議会

 



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2008年07月03日

第14期SA養成第17講座

7月2日相続アドバイザー養成講座の第17講座が行なわれました。

題目は「事業承継 ~親と子の経営バトンタッチ~」
講師は 佐藤治夫氏(税理士)です。

税金、民法のお話は一切ありません。
親から子へ事業を承継するうえでの大切な事をお話されました。

創業者と後継者は立場が違います。
創業者は真白なキャンパスに自分の想いを描いていきます。
後継者は創業者が描いた絵を、時代に合うように修正したり、新規に付け加えていきます。
創業者はクリエーター。
後継者はリフォーム係り。

立場が違うことを踏まえた創業者(親)、後継者(子)への提言は、興味深いものがありました。

○創業者への提言
①息子が継ぎたいと思っている会社象を意識したことがありますか。
②息子が言って欲しい言葉をしっていますか。
 「おまえに継いでほしい」「頼むぞ」です。
 この言葉をしっかり言っているでしょうか。
③息子に自信を持たせるようにしていますか。
④継ぐことの難しさをわかっていますか。
  立場が違う事を認識してください。
⑤息子を合わないのはあたりまえなのです。
  世代が違います。入ってくる情報が違います。
  合わないのが当たり前だと思ったほうがよいです。
しかし、会社の進む方向性は合わせないといけません。

○後継者への提言
①父親はどんな後継者になってもらいたいかわかっていますか。
②自分が社長の息子ではなく、社員として入社していたならば、後継者になれたと思いますか。
③やりたいことを父親に反対された時どう思いますか。
  父親を説得出来なくて世間に通用するか。
  あきらめないで方法を考える。
④父親の最も嫌がることが何かわかりますか。
  「父親の過去を否定すること」です。
  過去を否定してはいけません。
  父親がいたから、自分が今いるのですから。
⑤思うようにならないという不満と苦痛、それをどう捉えていますか。

どれも心に命じておかなければならないことです。
しかし、日々の仕事に忙殺され、忘れてしまいがちです。

事業承継に関する法律・税務のアドバイスは重要です。
その根本となる心構えの大切さを教えてもらった講座でした。

創業者と後継者が仲がうまくいっていなくて一番喜ぶのは、競争相手の同業他社です。
佐藤氏が最後に言われた言葉です。
この事は肝に命じておくべきでしょう。

ありがとうございます。


○水沼 修氏(SA協議会理事)の感想です。

相続に欠かせない事業承継を、親(経営者)と子(後継者)の
思いや感情の面から考えてみました。

現在の後継者問題は創業者と後継者の思いや感情のミスマッチから生じます。

親から見れば、子どもは子供です。また、創業社長には、今までやってきた経験と自信があります。すべてを後継者(子)に任せきれません。

後継者の悩み事は、
先代(父母)が自分を理解してくれない。任せきれない。
古株社員や親族社員ととうまくいかない。
親を超えたい。認めてもらいたい。

結局、全て人間関係の問題です。

創業者の経営と後継者の経営は全く別物であるという認識が重要
創業者はクリエーター (自由に絵を書く)
後継者はリフォーム係 (創業者の絵を時代や状況に合わせ修正する)

後継者教育の本質
継ぎたくなるような会社にすること。
「事業は、お前に継いで欲しい」と言うこと。
計画を立て育てること。育つのを待つこと。

創業者が後継者に必ず伝えるべきこと
①お金の流れ   ②生きたお金の使い方
③人との接し方  ④仕入れのやり方

後継者(息子)への提言
①父親はどんな経営者になってもらいたいかわかっていますか?
 自分を立ててもらいたい(認めてもらいたい)
 こまめに報告・相談・連絡をする
②自分が社長の息子でなければ、後継者になれたと思いますか?
 謙虚になる。 感謝する。 受け入れる。
③やりたいことを父親に反対されたらどう思いますか? 
 父も説得できないことを、世間に説得できるか。
④父親の最も嫌がることが何かわかりますか?
 父の過去を否定すること。
⑤思うようにならないという不満と苦痛、それをどう捉えていますか?
 二代目はリフォーム。前向きに考えることが大事。

事業承継だけではありません。
認めること。感謝すること。育てること。待つこと。ゆるすこと。
信頼すること。そして、これらを「声に出して伝える」こと。
和をもって尊し。
謙虚に自分の人間力を磨いていくことだと思いました。

親子・夫婦・社会・全てに通じます。ありがとうございました。

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2008年07月01日

第6回相続寺子屋「借入金の円満な相続」

担保を入れる人・入れない人、
保証人になる人・ならない人と
借入当初にボタンの掛け違いをしないことがポイント。
私道負担のない敷地にアパートを建築する事例で考えます。

物上保証人と保証人とでは自分固有の財産を傷める程度が違います。腹のくくり方が違うわけです。
「話しが違う、聞いていない」
という言葉が保証人でない人からも出るとさらにややこしくなります。
銀行との関係で分割債務のままで走るわけにはいかず、誰か一人が債務引受しなければならない事情があります。
収益の上がっている物件とそうでない物件とでも違ってきます。
これらを図を用いて説明して頂きます。

現場の話がたくさん聴けそうですね!

日時/平成20年7月30日(水) 18:30~20:30
講師/寺嶋 裕明 氏 (2期生 某銀行勤務)
場所/株式会社 週刊住宅新聞社:4F(小会議室)
参加費/2,000円
会員様限定セミナー

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